諫山裕の仕事部屋〈blog〉
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2010年02月25日

 今朝の通勤電車でのこと。
 埼京線で池袋から新宿に向かう電車に乗っていた。
 混雑がひどい埼京線だが、このときは超満員というわけではなく、かろうじて前後左右の人と接触しない程度の混み具合だった。

 iPodでイヤホンをしていたのだが、高田馬場あたりを通過中に、いきなり隣の人がぶつかってきた。
 電車が揺れたのかと思ったが、そういうわけではなかった。
 周囲がざわつく……

 ふと、視線を下に落とすと、やや頭の禿げた中年男性が仰向けに倒れていた。

え? え? なんだ??

 周りの人たちも、なにが起こったのかわからず、動転している。
 倒れた男性は、口をパクパクさせて、体を震わせていた。

 どうする?
 どうすればいいんだ?
 急患か?
 非常ボタンはどこだ?
 しかし、手の届くところに非常ボタンはなかった。

 なにかをしようにも、なにができるかわからない。
 ギュウ詰めではないものの、混んだ車内だ。屈むこともままならない。
 誰も手を出せないでいると……

男性はむっくりと起き上がった。

 そして、なにごともなかったかのように、ドア前に立ち、外を眺めている……

 はぁ?
 なんなんだ?

 電車が新宿に到着すると、かの男性はそそくさと下車して、人混みの中に消えていった。

 倒れたときは、それが心臓発作、酔っぱらい、失神、脳梗塞……なのか、判断しようがない。
 自力で起き上がったこと、一時的に痙攣していたことから、おそらく「てんかん」だと思われる。
 当人は倒れたことに自覚があったのだろうか?
 だとしたら、なにか言い訳のひとつもいってほしかったものだ。
 一瞬、車内が小さなパニックになったのだから。

(11:20)

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この記事へのコメント

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1. Posted by     2012年01月20日 09:41
癲癇には殆ど自覚できるところって無いんだよ

奇声上げて倒れても30分ぐらい後には平気で復活する
癲癇という病気を知っていても、詳しくは知らないみたいでがっかりした
2. Posted by 諌山裕   2012年01月20日 21:56
コメントをどうも。

昔、中学生だったころ、クラスメートのひとりがてんかんでした。
事前に、その話をきいていましたが、突然発作を起こすので、周りのクラスメートは慌てたものでした。
それでも、たびたびその状況に遭遇すると、冷静に対処できるようになりましたよ。
詳しくはないかもしれませんが、てんかん発作がどんなものかは知っているつもりです。

ついでにいえば、うちの猫の一匹がてんかん持ちなので、ときどき発作を起こします。
発作を抑える薬を飲ませているので、極端な発作は起こさなくなりましたが、そばで見ていると辛いものです。
してあげられることが、ほとんどないからです。
せめて、暴れて二次的な怪我をしないようにと、かばってあげることくらいです。

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