諫山裕の仕事部屋〈blog〉
HOME(書斎)迷い猫.NETNOVEL AIR(SF&Fantasy小説創作サークル)空想科学的絵空事

音楽

2008年05月27日

 iTunesには、歌詞を取り込む機能がある。
 だが、その機能はあまり使われていないだろう。
 「情報を見る」のメニューから入ると、歌詞のタブがある。そこの窓に、歌詞をテキスト入力すればいいことになっている。しかし、たくさんの楽曲の歌詞を、いちいち自分で入力するのは、大変な作業だ。

 アルバムジャケットについては、iTunesで入手可能なものは自動でダウンロードしてくれるが、歌詞については対応していない。
 私が買うCDは、iTunes storeにはないものが多いので、ジャケットはスキャナーで取り込んで貼り付けている。
 音楽を聴いていて、ときに歌詞が気になることがある。
 どういう歌詞なのか、聞き取れなかったりするからだ。
 そこで、歌詞を自動でダウンロードするプラグインがないかと探してみると……
 あるじゃないか(^_^)

 「Lyrics Master」というのが、それ。

 フリーソフトなのもありがたい。
 Lyrics Masterは、iTunesとの連携ができるようになっているので、歌詞のダウンロードが半自動化できる。
 対応している歌詞のダウンロードサイトも多いので、すべてのサイトにチェックマークを入れておけば、ヒット率も上がる。

 作動させたときの画面は以下。
Lyrics Master画面
 右のウインドウに歌詞が表示され、左のウインドウに検索結果が表示される。
 歌詞を探したい楽曲を再生状態にして、Lyrics Masterを起動し、「検索」ボタンを押す。すると、ヒットした曲が左のウインドウにリストされる。タイトルが同じ楽曲、もしくは同じ単語が含まれる楽曲が並ぶので、該当するものを選ぶ。リスト内に、歌詞の冒頭が表示されるので、わかりやすくなっている。
 「iTunesとの連携」と「連携設定モード」をチェックしていると、選択したものを確定すると、次の曲に自動的に移行し、検索を再開する。
 あとは、そのくり返し。

 たいていの曲は歌詞がヒットするが、ときにはヒットしない場合もある。タイトルにサブタイトルやバージョンコメントがついていたりすると、ヒットしないようだ。タイトルをシンプルにするとヒットする場合がある。それでもヒットしない場合は、ダウンロードサイトに歌詞が存在しないということになる。
 なお、歌詞がヒットしない場合は、次の曲に移行する。

 さて、歌詞のダウンロードはできたが、それを見るためには「情報を見る」で表示させないと見ることができない。
 これでは面倒だし、面白くない。
 簡単に表示する方法はないのか?……と探していて、見つけたのが、

 「Jacket」というプラグイン。

 これはMAC版しかないようなので、Windowsユーザーにはゴメン(^_^;
jacket表示画面 表示するとこんな感じで、ジャケットを表示して、そこに歌詞を一緒に表示してくれる。歌詞を表示させるには、Jacket画面でLキーを押す。
 曲が変わると、その曲のアートワークを表示して、歌詞も表示してくれる。もともとはアートワークを表示するプラグインのようだが、歌詞を表示できることが他のプラグインにはない特徴となっている。

 せっかくある「歌詞」の機能を活かすには、この2つのプラグインはなかなか便利である。

(14:40)

2008年05月24日

 iTunesの音質は、パソコンのオーディオアンプの特性に左右される。
 だが、オーディオに特化したオーディオ・コンポに比べれば、貧弱なのは当然だ。テレビチューナー付きのパソコンなども発売されているが、音質を重視したオーディオ・パソコンというのは見あたらない。
 オーディオ・コンポにパソコンと接続できる端子を装備したものは出ているが、使い勝手という点からみると、いまいち疑問符だ。
 iTunesはパソコン1台で、他のパソコン作業をしつつ音楽も聴けるのが最大のメリットなのだ。

 iTunesをいい音質で聴くためには、ヘッドホンを良いものにするだけでは限界がある。もとになるソースの音源が貧弱であれば、ヘッドホンで再生できる音も貧弱になるからだ。
 機械的なアンプはどうしようもないので、それをアプリケーションで処理する……というのが残された手段。
 iTunesにはイコライザとして、音質をある程度コントロールできる機能が備わっている。だが、それをどういじくっても、劇的に音質がよくなるわけではない。

 そこで、なにかいいものはないかと探していて見つけたのが……
 SRS iWOW という、iTunesのプラグインソフトだった。
 シェアウェアのソフトだが、体験版があるのでダウンロードして使ってみた。

 すげ〜! 音がぜんぜん違う!

 まさに劇的な変化だった。
 音質の向上だけではなく、サラウンド効果もあって音像が立体的になる。高音域の伸びが良くなり、中低音域もメリハリの効いたパンチのあるものになった。さらに、埋もれていたボーカルが際だつようになった
 貧弱なオーディオ回路が、ソフトでこれほど変わるとは思わなかった。
 これは絶対にオススメだ。

 SRS iWOWを起動すると、以下のような画面になる。(クリックで拡大)
iTunes+iWOW
 いくつかのプリセットがあるので、音楽に合わせて試してみるといい。
 細かい調整もできるが、プリセットでいい感じに調整されている。
 コントロール画面は、やや大きすぎて邪魔なのだが、右半分は隠すことができる。
 隠したのが次の画像。
iWOW最小パネル
 通常はこのパネルだけで十分だ。

 ちなみに、サンプル画像に私のiTunesのプレイリストが出ているので、なにを聴いているのかわかると思う(^^)。
 表示しているのはアニメ関係の楽曲だが、ロック関係にはけっこうヘビーなリストが並んでいる。
 持っているCDの約7割は海外のロックで、3割が日本の楽曲だ。

 ともあれ、SRS iWOWを導入することで、iTunesがまともなオーディオ機器になること請け合い!
 ぜひ、試してほしい。

(00:49)

2008年05月22日

 最近は、音楽を聴くときにはiTunesがメインになった。
 メインマシンとして使っているMac Mini(intel)が、パソコンであると同時に音楽再生マシンとなっている。
 従来からのオーディオ・コンポもあるが、ほとんど使わなくなってしまった。
 音質的には、コンポでCDを直に再生する方がいいことはわかっている。
 だが、iTunesの便利さに慣れてしまうと、CDをいちいち取り替えて聴くというコンポの使い勝手の悪さが大きな障害になった。

 マンション住まいということもあって、音はもっぱらヘッドホンで聴く。だから、ヘッドホンの音にはこだわってきた。とはいえ、使い勝手も重要で、コード付きの有線ヘッドホンだと、動ける範囲が制限されてしまうし、音楽を聴きながら作業をするのにもコードが邪魔になってしまう。
 自宅にいるときは、多くの時間をヘッドホンをして、音楽を聴きながら過ごしている。中学生の時以来、Rockに目覚めてから、ずっとながら族だった。音楽がないと落ち着かない。
 ワイヤレス・ヘッドホンは、赤外線が主流だった頃から、いろいろな機種を使ってきた。しかし、赤外線は障害物のない見通しでしか使えない。コードが体に絡みつかないというメリットはあっても、隣の部屋への移動はできない。
 数年前から無線方式のヘッドホンが登場した。
 最初に出したのはソニーだったと思うが、新製品ニュースを見て、速攻で予約注文した。(SONY ワイヤレス ステレオヘッドホンシステム MDR-RF5000K)
 SONY ワイヤレス ステレオヘッドホンシステム MDR-RF5000K

 これを使うようになって、自室から台所あるいはトイレまでヘッドホンをしたまま移動できるようになった。ただし、有効距離はカタログデータよりも短く、部屋の壁を2つ以上またぐと信号が途切れがちになる。電波出力の問題だろうが、もう少しパワーアップしてほしいものだ。
 これが発売された頃は、今ほどiTunesが世間を席巻していなかった。そのため、USB端子がなく、基本的にコンポに接続して使用することが前提となっていた。

 最近、新しいワイヤレス・ヘッドホンを購入した。
 それが「RATOC Wireless Digital Headphone REX-WHP1PX」だ。
 これも新製品ニュースを見て、即予約注文(^_^)
 このモデルは数量限定ということなので、欲しい人は早めに注文した方がいい。ラトックのサイトから直販されている。
 前出のソニーのMDR-RF5000Kが40mmドライバーユニットであるのに対して、ラトックのREX-WHP1PXは53mmドライバーユニットで一回り大きく、音質的にも中低音域の迫力で勝っている。
 そして、送信機にUSB端子があるので、パソコンに直接つなぐことができる。送信機の電力もUSB供給なので、電源の心配がない。
 ただ、難を言えば、ヘッドホン本体の充電器が差し込み式なので、ソニーのように置くだけの手軽さに比べるとスマートじゃない。

 音はヘッドホンを代えるだけで、ずいぶんと変わる。
 これはiPodのイヤホンにもいえることだが、音作りは各メーカー、各機種で驚くほど違っている。いろいろ試し聴きしてから選ぶといいが、店頭で試聴してもあまり参考にならない。自宅の環境とは違うため、比較ができないのだ。
 REX-WHP1PXも商品が到着して、最初に聴いたときは……
「うっ、音がやたらと硬い!」と思ったが、スピーカーやヘッドホンは、ある程度の時間鳴らして、音を馴染ませる必要がある(エージングという)。
 1週間ほど使った頃に、音も落ち着いてきて、今ではかなり快適な音になった。
 やはり大口径のドライバーユニットなので、ロック系のベースやドラムの低音域の迫力が出てくる。
 もうひとつ難を言えば、ソニーのに比べて、電波の到達距離が壁によってかなり影響を受ける。それもそのはずで、ソニーが見通し距離30mなのに対して、ラトックは10mになっている。出力が3分の1ということだろう。

 ともあれ、iTunes環境でのワイヤレス・ヘッドホンとしては、REX-WHP1PXは価格的にも手頃で、ベストな選択ではないかと思う。
 ……と、パイオニアが新しいワイヤレス・ヘッドホンを出すというニュースが……。
 しかも、価格が4万円くらい。どんな音なんだろう?
 いい音への欲求はつきないので、買いたくなってしまう(^_^;

(17:41)

2007年09月02日

 映画「トランスフォーマー」、昨晩、オールナイトで観てきた。
 豊島園のユナイテッドシネマで。
 ここはうちから徒歩30分くらいなので、深夜でも歩いて帰れるんだ(^^)。
 設備も最新なので、デジタル映写機。
 スクリーンが8つあるから、たいていの作品はここ一カ所で間に合う。

 じつは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を妻が観たいというので行ったのだけど、満席だったので、第二候補にした。ちなみに、全席指定席の映画館。

 「トランスフォーマー」だが、結論からいって、Good!
 知人で観た人が「ストーリーがいまいち。映像だけ」と評価していたが、ストーリーのレベルを問う作品じゃないね。
 ローラーコースター・ムービーだよ。
 もちろん、ストーリー的に強引なところもあるが、それはスピード感を殺さないためだ。
 スカッとローラーコースターに乗れれば、文句なし。
 映像がかなり速いので、動体視力がないと追いつかない。
 それが気持ちいい(^^)
 もっと速くてもいいぞ、と思ってしまった。
 このスピード感は、ロック(音楽の)だね。
 実際、使われていた音楽も、オレ好み。
 スタッフロールが始まったときに流れた、リンキン・パークの曲に武者震いしてしまった。すでに買っていたCD(ミニッツ・トゥ・ミッドナイト)だったので、余計に思い入れがあった。思わず拳を振り上げたくなった(^^;)
 スマッシング・パンプキンズ もいい!
 この映画は、ロック好きにはたまらない、映像と音楽だよ。

 ちなみに、登場する最新鋭機のF22は、空軍が貸し出したそうだ。

 この映画を評価するかどうかは、ノリに乗れるかどうかだろうね。
 私の評価は五段階で、★★★★

トランスフォーマー


(17:31)

2007年06月11日

 日本産文化の輸出では、アニメやマンガが筆頭にあげられる昨今。
 アニメ業界の末端で仕事をしていたことのある私にしてみれば、恐ろしく低賃金で劣悪な労働環境の中で、若さと時間と体力をつぎ込んできた多くの人たちがいてこそ、アニメは成立していた。現在は、20年前に比べれば、いくぶんかは改善されているものの、アニメにかかわる大半の人たちの年収は300万円以下の低所得者である。
▼過去ログ参照
 「日本製アニメの光と陰」
 「アニメーターでは食えなかった
 日本製アニメは、製作される本数も多く活況のようにも見えるが、制作費は安く、仕事としては貧しいのも事実。
 注目されるのはいいことだが、表の顔と比べて、裏の実態はみじめである。

 アニメに続いて、音楽のビジュアル系が注目されているという。
アニメの次は…ビジュアル系バンド! 欧米で人気|エンタメ|カルチャー|Sankei WEB
 アニメの次は「Visual Kei」。日本のビジュアル系バンドが欧米で人気を集めている。化粧をするなどした中性的な美形男性バンドのことだが、フランスでは大手ファッション誌が特集を組み、米国では日本のバンドによる公演が超満員に。ドイツからはブームの源流を探ろうと、ドキュメンタリー番組の撮影クルーが来日した。日本のアニメのファンが人気を支えており、関係者は「人気はさらに拡大する」とみている。(岡田敏一)

 「ドイツでビジュアル系が話題になり始めたのは約1年前です。『美少女戦士セーラームーン』以来、日本のアニメがブームになっていて、そのファンがビジュアル系に着目した」  なるほど、アニメつながりでビジュアル系なのかと思った。
 しかし、当のビジュアル系の彼らがアニメファンとは限らないようだが……?

 ビジュアル系のもとを辿れば、1970年代前半のT.Rex (マーク・ボラン)、デヴィッド・ボウイに代表されるグラム・ロックあたりが原点だろう。ビジュアルをより極端にしたのが、KISSだった。KISSのメイクは、歌舞伎からイメージされたものだったから、日本的な影響があったといえる。
 その後、パンクへと変遷し、メタルへと分化することになった。メタルからは、さらにラウド、エモなどと、細分化していったが、このへんの区別はわかりにくい。その手のCDは好んで買うのだが、別にジャンルで買っているわけではなく、試聴して気に入ったものを買っているだけなのだ。
 日本のビジュアル系の音は、メタル系の影響が強いようだ。つまり、欧米からの影響を受けて、日本的な変化とビジュアルを加味して、欧米に逆輸入されているという感じだ。そのビジュアルも、ヨーロッパ中世風だ。
 ぐるぐる巡っているということだろうね。

(11:39)